3月20日 曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO  8ppm
  • 透視 欠測

 一斉清掃の後の古利根川はゴミが少なく、春めいた陽気のなか土手の緑が濃くなった。藤塚橋上流の干潟ではカルガモとコガモが10羽ほど、盛んに鳴き交わすコチドリが4羽。桜の花芽が膨らみ、土手にはヒメオドリコソウとホトケノザの花。下流に向かい、かわせみの森にカワウ、前の水面にヒドリガモの小群。樹上の巣で抱卵するハシブトガラス、電線に並ぶシラコバトとツグミを、お彼岸の墓参りで土手を通る家族づれに望遠鏡で見てもらった。帰り道、根郷の緑道で今年も、在来のカントウタンポポの花が咲いたのを確認することができた。

3月13日 晴 古利根川一斉清掃

16人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず

 春日部市の呼びかけによる古利根川の一斉清掃の日。藤塚橋の下流・右岸にあるかわせみの森を中心に、朝8時からゴミ拾いを実施。ここは流れてきたゴミが倒木にたくさん引っかかる場所だ。春日部の川クリーン会の皆さんにもご協力いただき、2時間あまりで小型トラック3杯のゴミを回収できた。

2月20日 曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

14人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず

 昨日来の雨がやみ、曇り空だが気温は穏やか。いつものとおり、まずは左岸を上流へ。川の水位が高く、その分狭くなった干潟には、カルガモの群とコガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモが少々。イソシギ、セグロセキレイなど見ながら下流へ向かう。かわせみの森では、カワウだけ。カラスの巣が2つあるが、抱卵はまだらしい。セグロカモメの飛来、土手に舞い降りたカワラヒワ、対岸のアシの茂みにオオジュリンの小群を見る。曇り空のせいか、早春の花はまだ目立たない。

2月5日 晴 中央公民館主催野鳥観察会

25人(内ジュニア 1人)

水質:測定せず

 中央公民館主催の野鳥観察会を、公園橋集合で実施。集合時に早速、橋の下流側にカワセミが出現。橋の欄干にユリカモメが飛来し、至近距離で観察。公園橋から下流の八幡橋に向かう途中、アシの刈り跡の河原で餌を捜すツグミとムクドリ、水面にはカルガモ、コガモ、カイツブリ、大きな魚を見つけたセグロカモメ、八幡橋近くではヒドリガモの小群。八幡橋からの帰り、順光で色がきれいに見えるコガモは雄雌のペアが多い。風が少しあるが、よく晴れて穏やかな探鳥日和だった。  

1月16日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

雨天のため中止

1月8日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず

 県下一斉のガンカモ類調査に参加し、古利根川橋(国道4号バイパス)〜公園橋(粕壁)の区間で水鳥のカウント調査を行った。歩き始めた赤沼地区で、対岸の屋敷林に止まるオオタカ若鳥1羽を発見、ハトの群を狙って飛び立つ様をじっくり観察できた。カウント調査で確認したカモ類はカルガモ69羽、コガモ114羽、ヒドリガモ138羽、ハシビロガモ21羽の4種342羽で、過去最低だった前年(4種、271羽)に比べ個体数は多少多いものの、種類数は引き続き少ない。他の水鳥はカワウ31羽、カイツブリ10羽、イカルチドリ29羽、ユリカモメ93羽など。

12月19日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 6ppm
  • 透視 欠測

 北風が少しあるが快適。左岸の上流へ少し行ってから、下流を歩く。上流側では、ユリカモメとカルガモ、ヒドリガモ、コガモの群。桜並木でツグミをじっくり観察。かわせみの森では、水際にカワウが3羽だけ、樹上にカワラヒワの群。川の水辺でタヒバリ、葦原でアオジを見る。根郷の緑道公園に捨てられた一輪車があり、壊れた放置自転車の回収に用いたらなかなか便利(!)なので、今後も「備品」として活用することにした。

11月21日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

10人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 6ppm
  • 透視 欠測

 風もなく穏やかな陽気。まずは左岸を少し上流へ。川の水が多く干潟は出ていないが、カルガモの群にヒドリガモ、コガモが混じる。次に下流へ向かう。かわせみの森で常連のカワウ。水際には小さなキタミソウ。干潟でセキレイ、イカルチドリ、ダイサギの大小異なる足跡を見る。コスモスの種子を食べるカワラヒワがきれい。堤防沿いの葦原の中に、セッカとアオジが潜む。こんなささやかな自然でも、生き物は豊かだと思った。

10月17日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

10人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 7ppm
  • 透視 欠測

 きれいな秋晴れで、風が涼しい。上流の緑中前でカモ類を観察し、下流方向へ向かう。上流ではカルガモの群にコガモ2羽、カイツブリ3羽の親子づれ。下流では、かわせみの森前でマガモ2羽、川に張り出した樹にカワウとゴイサギ、そこにチュウサギとダイサギが飛来。土手にはヨメナの花、ヨモギの葉を束ねた中にヒメアカタテハの幼虫。エノコログサとカゼクサの穂が風に揺れて気持ちいい。モズが鳴き、赤トンボが舞う。驚いたのは、根郷の流作跡の湿地に大量の土砂が積まれていたこと。ここは市の公園予定地で、我々が保存を要請していた場所・・・何があったのだろうか?
*早速、市役所に聞きに行ったところ、市の公共工事に関連して発生した土砂が持ち込まれたことが判明。今までの経過を踏まえて即、抗議。話し合いの結果、土砂は他の場所に移し、流作跡は原状に戻してもらうことになりました。

9月19日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

29人(内ジュニア 8人)

水質:測定せず

 恒例の「虫取り大会」を実施。朝から日差しが強く暑いが、捕虫網を手にした子どもたちや父兄が集まった。堤防は適度に草が茂り、虫取りを楽しみながら上流・右岸を進む。カゼクサ、チカラシバに、イヌタデ、ヨメナなど秋の花。稲刈り後の田んぼでトウキョウダルマガエル多数、川面にカイツブリの親子。川久保公園で捕まえた虫を確認したところ、オオカマキリ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クビキリギス、セグロツユムシ、シオカラトンボ、ノシメトンボ等々なかなかの好成績。公園の草むらに虫を返して、解散した。

8月15日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

雨天のため中止

7月18日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 7ppm
  • 透視 40cm

 日差しが強く暑い。上流・右岸へ。草刈りから1ヶ月たった堤防はミチヤナギなどが伸び、ヒルガオの花。新道橋脇の湿地ではコガマが穂をつけ、ミゾカクシの花。川久保公園では、水路脇でオオブタクサを刈り取った。帰り道に、クヌギの木でゴマダラチョウとクマバチを見て感激。緑中の木陰でハグロトンボ。

6月20日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

9人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO  7ppm
  • 透視 40cm

 梅雨の合間の青空で、風はあるが暑い。上流・右岸を歩く。堤防は草刈りの直後で、草花は少ない。ツバメの幼鳥4羽が風を避けて畑地に降り、親鳥が餌を運ぶのを待つ。工事中の新道橋脇の湿地でトウキョウダルマガエル、チヂミザサ、ミゾカクシの花。川久保公園の水路にはハンゲショウ。先日、公園の池の周りが一斉に草刈りされたので、市役所に連絡していたところ、早速、植生管理区間を示す看板が立てられていた。

5月16日 曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

5人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず

 朝方は雨で中止しようと思ったが、雨があがり参加者があったので、川久保公園の様子を見に行った。園地ではエゴノキの花、ヤマグワの実、川沿いのヨシ原ではオオヨシキリが鳴く。公園の池に水がたまり、シャジクモとキタミソウを確認。池のまわりを中心に、オオブタクサとセイタカアワダチソウを抜き取り、ゴミ拾いをして、少し早めの解散とした。

4月18日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 8ppm
  • 透視 35cm

 緑が色濃くなり、水かさを増した古利根川の上流方向に、野田線近くの川久保公園まで歩く。川の土手ではハルジオン、キュウリグサ、オオジシバリ、カキドオシなどの花。緑小の並木でメジロのさえずり、その姿を捜していたら、上空を汎翔するミサゴ1羽を発見、観察会の初記録だ。工事中の藤塚新道の橋を避けて水田脇を歩くと、ハハコグサ、スカシタゴボウ、コイヌガラシなど。草花が多いので歩くのが遅くなって、川久保公園に着いたのは12時近く。池のほとりでナガボノシロワレモコウの芽吹きを確認して、解散した。

4月11日 薄曇 古隅田川を歩き、利根川の昔を聞く会

6人(内ジュニア 0人)

 水質:測定せず

   昨年来の「古利根川を歩く」行事の続きとして、古隅田川の観察会と講演会を開催。午前9時に豊春駅に集合し、古隅田川の流路に沿って古利根川まで歩いた。昔の古隅田川の堤防跡に残った緑道、「都鳥」の碑がある八幡神社、今は小さな流れになった古隅田川を眺める。午後は、利根川研究家の金井忠夫先生から、古利根川の歴史について興味深い講演を聞いた。この行事を共催した埼玉東部の諸団体が相互の協力を深めていくため、「古利根・中川環境ネットワーク」を立ち上げることになった。 。