2006年3月19日 曇〜晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

9人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 7ppm
  • 透視度50cm

     一斉清掃の後の古利根川はゴミが少ない。藤塚橋上流の干潟ではカルガモ・コガモ ・ヒドリガモが40羽ほど、近くを歩き回るのはコチドリ。桜の花芽が膨らみ、土手 にはオオイヌノフグリとホトケノザの花。下流に向かい、かわせみの森にカワウ10 羽ほど、霊園前の水面にセグロカモメ2羽。お彼岸の墓参りで土手を通る家族づれが 多い。流作跡地の土砂の搬出が始まった。

2006年3月12日 晴 古利根川一斉清掃

6人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず  春日部市の呼びかけによる古利根川一斉清掃の日。藤塚橋の下流・右岸にあるかわ せみの森で、川を流れてきて倒木に引っかかったゴミを中心に、4時間でリアカー7 台分を回収した。

2006年2月19日 曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 10ppm
  • 透視度欠測

     まずは左岸を上流へ。干潟にはカルガモとコガモの群、コガモの雌1羽を雄5羽が 取り囲んで求愛する様に、どよめく観客。下流へ向かい、かわせみの森でカワウ、水 面にセグロカモメ、電線にカワラヒワ、アシ原にオオジュリンなど。観察会の終了 後、有志が残って国道4号バイパス付近までゴミ拾い。いつもは手の届かない堤防と 河川敷で、大量のゴミを回収。作業を終えての帰途、堤防にシラコバト4羽が現れ た。

2006年2月4日 晴 中央公民館主催 野鳥観察会

1人(内ジュニア 1人)

水質:測定せず

  公園橋付近で、中央公民館主催の野鳥観察会を実施。寒波の到来で北風が吹き寒 い。集合時にカワセミが出現、美しい姿をみんなで観察。八幡橋に向かう途中、見事 な霜柱を見る。河原の水際に残されたアシの茂みにゴイサギ、キジバト、ムクドリ、 アオジなど。水面にはカルガモ、コガモ、ヒドリガモ、カワウなど。寒いながらも、 冬の野鳥と風物を楽しむ観察会だった。

2006年1月15日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

1人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 10ppm
  • DO 8ppm
  • 透視度17cm

  連日の寒さがゆるみ、穏やかな陽気。昨日の雨で川の水量が増え、水の透視度が低 い。藤塚橋の上流では、カルガモの群にハシビロガモ、コガモが混じる。下流では、 かわせみの森にカワウ、付近の水辺にカルガモ、カイツブリ、アオサギ、イソシギな ど。そこへ下流方向からハヤブサ1羽が飛来し、双眼鏡で顔が見える位置をさっそう と飛んで、上流方向へ。観察会では一昨年以来、久しぶりの珍鳥の出現に感激。

2006年1月7日 晴 県下一斉ガンカモ調査

14人(内ジュニア 1人)

水質:測定せず

   県下一斉のガンカモ類調査に参加し、古利根川橋(国道4号バイパス)〜橋上公園 (粕壁)の区間で水鳥のカウント調査を行った。歩き始めの赤沼地区と途中のかわせ みの森近くで、オオタカ若鳥を1羽ずつ観察。こいつぁ春から縁起がいいやと思った が、水鳥の仲間は総じて少ない。カウント調査で確認できたカモ類は、カルガモ11 2羽、ヒドリガモ103羽、コガモ66羽、ハシビロガモ7羽、オカヨシガモ2羽、 オナガガモ2羽の6種292羽で、前年(4種、342羽)に比べ種類数は少し増え たものの、個体数は非常に少なかった。他の水鳥はカワウ34羽、カイツブリ11 羽、イカルチドリ10羽など。例年百羽以上見られるユリカモメが、1羽もいなかっ たのも不思議なことだ。

2005年12月18日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

10人(内ジュニア 人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 6ppm
  • 透視度42cm

  強い北風があり寒い。下流へ向かう。かわせみの森のカワウは、風を避けるように 地面や低い木の枝でじっとしている。我々も風を避けて笹藪の陰へ。日当たりの良い 足下の畑には、タネツケバナ、ホトケノザ、オオジシバリなど春の植物が芽を伸ば す。川の上を風に向かって飛ぶセグロカモメも大変そう。と、かわせみの森からオオ タカが1羽、風の中に舞い出し、また森の中へ。まあこういう日もありますよと、少 し早めに解散した。

2005年11月19日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

14人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 7ppm
  • 透視度40cm

  雲が晴れ、風も弱く穏やか。朝の水質検査は、市役所提供の透視度計が加わって、 盛り上がる。まずは左岸を少し上流へ。川の干潟ではカルガモの群にコガモが混じ り、ユリカモメが集まる。次に下流へ向かうと、夏の間にたまったゴミが散乱し、自 転車など含め大量に回収。かわせみの森で、カワウ約20羽と樹上にたたずむアオサ ギ1羽。水際では、小春日和のなかコイヌガラシ、スカシタゴボウが花を付け、小さ なキタミソウも健在。ケヤキの紅葉、電線のモズなど見て帰る途中、かわせみの森に カワセミが現れ、美しい姿を堪能。ゴミ拾いのお返しかもね、と喜びながら解散。

2005年10月16日 雨 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

3人(内ジュニア 0人)

水質:測定せず

   雨がやまず中止にしようと思ったが、参加者があり下流側を少し歩いた。土手には チカラシバ、カゼクサ、セイバンモロコシが元気に伸び、水辺ではカイツブリ、カル ガモ、カワウ。あとは傘を差したまま、庭に来る鳥、虫の飼い方、樹の見分け方など 四方山話に興ずる異例の観察会となった。

2005年9月18日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

45人(内ジュニア 20人)

水質:測定せず

   恒例の「子ども虫取り大会」を開催。風が涼しい秋晴れのなか、捕虫網を手にした 親子づれが大勢集まった。堤防は適度に草が茂り、虫取りを楽しみながら上流・左岸 を進む。子ども達もさることながら、お父さん・お母さんもそれ以上に虫取りに熱 中。最後に川久保公園の木陰で集まり、捕まえた虫を確認したところ、オオカマキ リ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、トノサマバッタ、クルマバッタ、カワラ バッタ、コバネイナゴ、クビキリギス、セグロツユムシ、ノシメトンボ等々、多彩な 成果だった。

2005年8月15日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

14人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 8ppm
  • DO 7ppm

 よく晴れて陽射しが暑い。堤防は夏の草刈り後だったが、水際のアシにからみついて伸びるヘクソカズラやヤブガラシの花。緑中の桜並木にはアブラゼミとツクツクホウシが多く、水路脇ではハグロトンボも。川の水面に浮かぶヒシの小群落を2か所で発見(当地では初確認)、上流から流れてきたのだろう。川久保公園近くの水際でゴキヅルの花。公園の池の周りはナガボノシロワレモコウが花の盛り。昨年は見られなかったオグルマの花も3株確認。公園の草刈りを控えてもらった効果だろう。


2005年7月18日 薄曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

10人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 7ppm

 薄日が射して蒸し暑い。右岸を上流へ。堤防はガガイモなどが伸び、水際にイヌゴマの花。水面には2か所でカイツブリの親子づれ。川久保公園の池ではコガマとヒメガマが穂を出し始め、水路脇ではハンゲショウが一段と大きくなった。オオブタクサを抜き取り、解散。

2005年6月19日 曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

12人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 10ppm
  • DO  7ppm

 上流方向へ歩く。堤防は草刈りの直後だったが、治水事務所に「水際の草をなるべく残して」と先日お願いした効果か、いつもの草刈り後より緑が多い。草刈りを免れたカタバミやオオバコの花、水際のヨシにからまって伸びるヒルガオやヤブガラシ、その辺りを飛ぶハグロトンボを観察。ゆりのき橋の新道わきの湿地は今年も無事で、チゴザサ、アゼナルコ、ミゾカクシの花を確認。川久保公園の水路にはハンゲショウが茂る。池の周りの植生管理地でセイカタアワダチソウの除去などして帰途につく。

2005年5月15日 小雨のち曇 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

5人(内ジュニア 0人)

水質:
  • COD 8ppm
  • DO 8ppm

   小雨の中、今日は中止と傾きかけていたところ、埼玉県生態系保護協会の新人職員3人が「自主研修」の形で参加してくれたので、決行。上流方向へ川久保公園まで歩く。帰途につく頃は、雨も上がり薄日がさす。行きに気づかなかったシロバナタンポポを確認。雨がやんで気温が上がったので開花したんでしょう、などと話す。県協会本部にも意欲的な若い人たちが増え、行く末頼もしいかぎり。

2005年4月17日 晴 定例 古利根川の自然ふれあい観察会

9人(内ジュニア 1人)

水質:
  • COD 5ppm
  • DO 8ppm

 よく晴れて風が心地よい。桜の花が少し残り、草の緑が色濃くなった古利根川の堤防を、上流方向に歩く。土手ではヘビイチゴ、オオジシバリ、オニタビラコなどの花。川の水面にはカイツブリとカルガモ、冬鳥のコガモとヒドリガモが少し残る。この春開通したゆりのき橋の新道を渡る。野田線付近のアシ原でノウルシ(国の絶滅危惧植物)を確認、数年前に河川工事を止めてもらった場所だった。久しぶりの川久保公園でゴミ拾いをして解散した。